沖縄県下PTA会員の皆様におかれましては、平素よりPTA活動へのご理解・ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
先の緊急事態宣言解除後、今月に入り新型コロナウイルス感染が東京をはじめ大都市を中心に、数十人・数百人規模の新規感染者数が報道されております。
本県においても7月8日以降、再び感染拡大の傾向が見られ、残念ではありますが児童・園児への感染も報告されており、会員の皆様におかれましても、いつ我が子・我が身に降りかかるかもしれない感染症に、大きな不安と緊張感で心中穏やかでないこととお察しいたします。
このような現状において感染児童・園児および学校に対し、本人や学校等を特定するような行為や誹謗中傷、疎外やいじめなどはあってはなりません。
ウイルス感染の恐れは誰しもに有り得るので、「感染=悪」という非難意識は無くし、感染してしまった子ども達またその保護者たちを追い詰めないよう、配慮のある生活を送っていただくことを切に願います。
日本全国で2ヶ月に及ぶ自粛期間を経て、今後さらに自粛期間を設けることは、またも子ども達の学びの場、お互いの時間を共有する場を失うことになります。
それを避けるために、まず、保護者の皆様へお願いしたいのは、常に感染防止の意識を持ち、ご自身ならびにご家族への注意を怠らないようにしていただきたいと思います。
また、学校現場においても、ご苦労が絶えないことは重々承知しておりますが、引き続き子ども達に寄り添い、支えていただきたいと存じます。
ゆいまーるの心で、お互いに自分自身と大切な人たちを守るための配慮を忘れず、感染しない・させないことに留意して生活をする事で、この状況は良くなるものと信じます。
「新型コロナに負けない」、お互いを尊重し、気遣いをもってこの困難を乗り越えましょう。
令和2年7月27日
一般社団法人沖縄県PTA連合会
会 長 伊禮 靖